CRREARE CLOTH LOVERS

2022.11.30

日本が誇る藍染革を使った逸品。2022年クリスマス限定品のご紹介!


2022年のクリスマス限定品のご紹介です。

今年のクリスマス限定品には、
がま口金具を使った財布2型を
ご用意しました。

「浮足」と呼ばれる
スリムながま口金具を採用し、
スタイリッシュなイメージに
仕上げています。

革は伝統的な染め上げによって
生まれた藍染革をメインで使用し、
内側には人気のプエブロレザーを
合わせました。

裏地も山梨県の伝統工芸品である
甲州織を使うなど、
“日本の伝統と文化を感じられる
逸品”となっています。

ぜひ最後までご覧ください。



◎商品について

sot(ソット)の看板アイテムにも
なっている、がま口財布。

スリムな形状が特徴の
「浮足(うきあし)金具」を採用したことで、
従来のがま口財布にみる
“ぼってり感”の無い、
スタイリッシュなイメージを
与えてくれる財布になりました。



<がま口 二つ折り財布>


持ちやすくて使いやすいサイズ感が
人気の二つ折り財布は、
sot(ソット)で販売している
がま口財布の中でも一番の人気を
誇るモデルです。



カードポケットは計4か所。

硬貨・紙幣・カードすべてをスムーズに
出し入れすることができるので、
初めてがま口財布を使う方でも
安心してお使いいただけます。

コインポケットには仕切りを設けており、
硬貨が見やすくなっています。


《2022年クリスマス限定》
藍染レザー がま口 二つ折り財布





<がま口 長財布>


高級感のある長財布は、
整理整頓がしやすく、収納力も抜群。

金具のゴールドカラーが
財布の輪郭をはっきりとさせており、
上品さを演出しています。



カードポケットは計8か所と
やや少なめですが、その分スリムで
厚さのない財布となっています。

大きく開くコインポケットには
二つ折り財布同様に仕切りがあり、
視認性も抜群です。


《2022年クリスマス限定》
藍染レザー がま口 長財布





◎藍染めについて


<そもそも藍染めとは?>

藍染め(あいぞめ)は藍草と呼ばれる
植物から採取した天然インディゴを
用いて染色することをいいます。

原料となるインディゴを含んだ植物を
総称して「藍草」と呼び、日本では
古来からタデ科の蓼藍(たであい)が
よく使われてきました。

日本では邪馬台国時代から藍による
染色技術が存在していたとされており、
防虫性と防腐性に優れた藍染めの布地は、
当時の貴重品を包んだり保管するのに
重宝されていたといいます。


<自然の恵みによる染色>


藍染めには化学染料を使う「化学建て」と、
天然素材のみを発酵させて作った
染色液を使う「発酵建て」の
2つの大きな染色方法が存在します。

藍染めの世界では染色することを
“建てる(たてる)”といい、
今回の限定品に使用している革は、
後者の「発酵建て」によって
染色されています。

天然素材のみを使用するこの発酵建ては、
化学建ての何倍もの染色時間を必要とします。

一度染めた製品は色が落ちにくく、
耐久性に優れるという特徴があるため
長く愛用する革財布のような製品には
最適な、歴史と伝統のある染色方法です。


<藍染めの本場で生まれる革>

今回の限定品の藍染革は、
徳島県阿波産の蓼藍(たであい)を原料とした
蒅(すくも)を使用しています。

国内でも藍染めが盛んな地として知られる
徳島県阿波市は、蓼藍の栽培と藍染めに
欠かせない美しい水が流れる吉野川と、
その美しく良質な水を含んだ土に恵まれ、
古くから藍の栽培が盛んな土地として
栄えてきました。

かつてこの地を治めていた阿波藩の時代には、
蒅が藩の特産品となったことをきっかけに
藍染産業が盛り上がり、
現在でも藍染めが盛んな地として
国内外で認知されています。


<伝統ある絞り染めによる特別な表情>


原皮には国産牛を使用。

姫路市でクロム鞣しを施した後、
香川県にて絞り染めをすべて
手作業で施しています。

絞り染めとは革の一部を
糸や棒を使って圧をかけ、
染色したときに圧をかけたところのみを
白く残す染色方法のことです。

通常、革のような厚みのある素材には
用いられない絞り染めを行うことで、
唯一無二の独特な柄が生まれています。


◎魅力が増すエイジング


画像:エイジング前(左)
/ エイジング後(右)

白色の部分はベージュのような色に
変化を遂げることで、全体的に落ち着いた
印象になっていきます。

藍は退色がしにくいため、長く綺麗に
愛用することができるでしょう。



◎限定品にふさわしい
特別な仕様とサービス



<イタリアンレザーの魅力>



内側の革にはイタリア・トスカーナ州で
生産されているプエブロレザーを
採用しています。

プエブロレザーは、同州に古くから伝わる
植物タンニン鞣し製法のひとつ
「バケッタ製法」を用いた、
イタリアンレザーを代表する革です。

和紙のような独特の手触りと見た目に加え、
使い込むことで味わえるエイジングの
美しい色艶をお楽しみいただけます。


<記憶に残る刻印>

今年もデザイナー直筆の
刻印を施しています。

「2022」の年号に加えて、
「limited edition」と併記し、
限定品にさらなる特別感を加えています。

また、製品に付属している化粧箱には
桐箱を使用しています。


<美しさを兼ね備えた、耐久性のある裏地>


裏地には破れづらく、汚れにくい
性質を持つ甲州織を採用しています。

日本伝統工芸品のこの素材は
高密度で織り込まれており、
手触りも滑らかで上品な印象を
与えてくれます。


高級感漂う甲州織。
400年の歴史を持つ伝統織物




<特別なラッピング>

クリスマスギフト向けの
ラッピングサービスを承っております。

ご希望の方はお気軽に
お申し付けください。




◎ケアの方法

<藍染革>

定期的にブラッシングをして
表面を清潔に保ってください。

表面が乾燥し始めたタイミングで
レザークリームを塗布してください。


●注意点

藍染革は一般的に色移り・色落ちが
起こるとされています。

表面にはこれらの発生を防ぐための
最終処理を行っておりますが、
色移り・色落ちの原因となる強い摩擦や
極度の乾燥には十分にご注意ください。

また、紫外線に弱いため
直射日光を避けて保管してください。


<プエブロレザー>

初期段階には、水分の付着や
過度な乾燥にご注意ください。

エイジングが進んだ時点で
レザークリームなどを使用して
保革を行ってください。


その他、製品を使用する上での注意点は
製品に付属している説明書に
記載されております。

詳しくはそちらをご覧ください。

メンテナンス用品一覧



◎デザイナーより

毎年クリスマスの限定財布には、
普段sot(ソット)で使用しないような
特別な色の素材を用いてデザインを行っています。

クリスマスは一年で最も大きな
イベントですよね。

今回も大切な人へのプレゼントや
自分へのご褒美に“ 驚き”と“特別感”を
与えられるようなものをイメージして
企画を行いました。

藍染めは今日における
日本の伝統文化的象徴。

そんな日本の伝統的な絞り染めを
施した藍染革をベースとし、
内装にはイタリアのバケッタ製法で
作られたプエブロレザーを
合わせています。

藍染めはすべて手作業で行われており、
柄が一点一点違う表情は
ハンドメイドだからこそ生まれています。

各地域の伝統と職人の技によって生まれた
素材同士を組み合わせることによって、
今年も面白みのある逸品が
出来上がったと思っています。

今年も限定品との出会いを
お楽しみください。

デザイナー 岩根


◎まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は2022年のクリスマス限定品を
ご紹介いたしました。

限定品は例年ありがたいことに
ご好評いただく人気商品となっており
無くなり次第終了となりますので、
ぜひお早めにご検討ください。

皆様のご来店を心より
お待ちしております。


sotナディアパーク店

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